今回は冬のメンズアウター別におすすめのコーデとベストシーンについて、ご紹介致します。
アウターも、普段使い・ビジネス使い・遊び使い・デート使いと、シーンに応じて使い分けた方がオシャレに決まります。
一方のビジネス使いやデート使いでアウターを選ぶのであれば、機能性も重要ですが、デザインを重要視した方が、カッコよく決ります。
つまりシーンに応じて使い分けた方が、使い勝手の側面は勿論の事、異性をはじめとした周囲の評価も高まると言う訳です!
チェスターコート
冬のキレイ目コーデにマストアイテムのアウターがチェスターコートです。
カジュアル使いから通勤用。またはデート時にも羽織ればモテ男風にも決まる万能アウターです。
ただやはりその英国紳士的なデザインから、カジュアルシーンよりも、デートの時に着た方が良いです。
コーデについて
ポイントは、あまり重ね着をしない事です。
理由は重ね着をするとモコモコの着ぶくれ状態になってしまい、せっかくのチェスターコートの"スマートに着こなす感"が台無しになってしまうからです。
さらに丈は、膝上丈の物を選ぶと、身長が高くて、すらっと細身に見えます!
後はパンツは、ジャガーパンツは×。デニムパンツも△。
どうせなら大人っぽく下半身も決めた方がカッコよく決るので、若い人なら細身のスキニーパンツも良いですが、30代以上の大人の男性であれば、スラックスやテーパードパンツ系の少しだけゆったり目のパンツがおすすめです。(グレンチェックなどの柄物のパンツもおすすめです。)
ダウンジャケット
極寒の日にタウンユース的に羽織れて保温効果に優れているのがやはり、中綿入りのダウンジャケットです。
どちらかと言えばその性質上、ビジネスシーンよりも、カジュアルシーンで着こなした方が良いです。
買物は勿論の事、スポーツ観戦やドライブや釣りなど、アウトドアシーンにぴったりです。
コーデについて
基本的にダウンジャケットとコーデする場合は、機能性重視です。
さらに室内で脱いだ時も、薄着で有れば暑くて脱ぐ必要もないしね。
パンツは、デニムやスキニーやジョガーパンツなどが特におすすめです。
細身のパンツとコーデして、スポーツミックス風にするのが近年のトレンドです。
とにかくダウンコーデは、何にでも合わせやすいのが最大の特徴であり、魅力ポイントです。
Pコート
Pコートの起源は、イギリス海軍の軍服が源流になっています。
よってメルトン製の生地で防寒性も高く、左前でも右前どちらからでもボタンを留める事が出来るようになっているのが最大の特徴です。
流行に左右されないクラシカルなデザインなので、1着有れば何年にも渡り羽織る事が出来ます。(何よりも生地も丈夫ですし。)
コーデ
ただカジュアル風に決めるのであれば、丈は短い方がおすすめ!
逆にスーツの上から羽織るのであれば、丈は長い方がおすすめ!
Pコートもアウター&パーツ。何にでも合わせやすいです。
カジュアル風にするのであれば、デニムパンツが鉄板アイテムです。
インナーは何でもokですが、
ココがポイント
コートがキャメルならパンツはブラックかグレーがおすすめです。
さらにビジネスカジュアル風のデートコーデにするのであれば、デニムパンツ以外のテーパードパンツが良いです。
Pコートは胸元が開襟で開く分、風が入ってくるので、ケーブルニットやマフラーと合わせて、カッコよくキレイ目コーデを楽しんでみて下さい。
ダッフルコート
ダッフルコートの起源は、北米漁師の防寒着です。
よってボタンが、「トグル」と呼ばれる浮き具を使って、反対側のループに引っ掛けてフロント部分を留めるのが最大の特徴です。
このトグルは、寒い中でも通常のボタンで有れば手袋を外して留めたりする必要がありますが、トグルだと手袋のまま留めたり外したりする事が出来る、まさに漁師の知恵が詰まっています。
コーデ
ダッフルコートは、カジュアル向きです。
スーツの上から羽織る人もいますが、フードやトグルがついている分、幼い印象を相手に与えてしまうので、ビジネス使いとしては不向きです。
よって10代~30代の男性向きです。40代以上の男性向きではないです。(幼く見られます。)
後はダメージ・ジーンズと合わせてもカッコよく決るよ。
意外におすすめなのが、
ベストコーデ
・インナー:薄手のブルーニット
・パンツ:グレーの細身パンツ(ジョガーパンツでもok)
モッズコート
織田裕二の踊る大走査線で有名になったモッズコートは、1951年にアメリカ陸軍で採用されたオーバーコートが由来になっています。
程よい膝上までの長さの丈が、"ばっさぁ"と羽織れて、簡単に大人キレイ目カジュアルを演出する事が出来ます。
武器などの装備を身に着けた上から羽織る為に、肩幅を中心にゆったり目に作られているのが最大の特徴です。
TVで織田裕二はスーツの上から羽織っていましたが、リアナ世界ではビジネス使いよりも、カジュアル使いの方が間違いなく向いています。
コーデ
モッズコートも冬の普段使いのカジュアルコートなので、インナーだとカットソー/ニット/シャツと合わせやすいです。
コート自体生地が薄いので、インナーはある程度の重ね着もokです。
理由は、コートがだぼっとしている分パンツもワイド系のパンツを選んでしまうと、全体的にずんぐりむっくり的な感じのスタイルに見られてしまうからです。
身長高めの人は、スリムパンツでも、比較的ゆったり目のパンツでもいずれもokです!
ファーコート
首回りのフードの部分だけでなく全身に亘ってフェイクフォックスファーを使用した、ある意味毛皮のコートです。
男らしさとゴージャス感を併せ持ったファーコートです。
オラオラ系やアウトロー系のファッションが好きなヒトにはおすすめのコートです。
見た目通り、着心地も最高に暖かく、上品な雰囲気も非常に魅力的です。
人の視線もファーに行くのと、ゆったりとした着心地感なので、体型も有る程度はカバーしてくれます。
コーデ
アウターが派手なので、パンツはブラックスキニーが断然おすすめです。
インナーもシンプルな無地のTシャツやVネックシャツや、Uネックのカットソー。
セーター・ハイネックなどもおすすめです。
逆に派手にしてもアウターが派手な分、あまり目立たないよ!
ボアパーカー
2020年冬のトレンドの"ボアプルパーカー"。
両面起毛で暖か仕様!さらにボリューム感たっぷりのモコモコふわふわ感に、見る側もその暖かさが伝わってくるようです。
寒い冬の普段使いにカジュアルなパンツと一緒に着るのがベストです。
ブランドロゴの"KANGOL"マークも目立っていて、非常にカッコいいです。
コーデ
ボアパーカーは少し大きめのサイズを"だぼっつ"と着るのがビックシルエットになって、カッコよく決ります。
カラーは出来れば、ホワイトやブラックよりかは、モカ系の方がボアの魅力をより一層引き出せるので、おすすめです。
ロングパーカー
ひざ上までの長さのあるロング丈のジップパーカーです。
表側のみならず内側にも毛足の長いモコモコのボアフリース素材を使用しているのが最大の特徴です。
熱を溜めやすい素材なので、非常に暖かいです。
部屋着は勿論の事、外出用にもぴったりのロングパーカーです。
何よりも非常にゴージャスな感じがしますよね?
ボリューム感満載で、ゆったりと羽織れる点も良いです。
コーデ
後はパンツはスキニーかデニム。迷った時は、黒スキニーパンツが鉄板です。
細身のパンツを穿く理由は、アウターがふんわり感があるからです。
ただ黒スキニーを穿く場合は、パーカーは黒以外のネイビーかグレーがおすすめです。
ベンチコート
ベンチコートは、冬のお出かけ用に、カジュアル使いと言うよりかは、通勤・通学・除雪作業・街頭での宣伝活動時・警備・イベント参加・スポーツ観戦時に羽織る、何か外で作業目的の為に羽織るイメージが強いコートです。
つまり高機能な野外活動をする時に非常に重宝なロングコートです。
生地によって、雨雪対策に没水撥水加工が施されています。
さらに膝下まで中綿入りで、非常に暖かいのも最大の特徴です。
コーデ
スーツの上に羽織る以外にも、普段着の上にベンチコートを羽織る場合は、トップスはあまり重ね着をしない方が、モコモコにならず動きやすいです。
パンツはデニムかスキニーか、元々コート自体がスポーツ風なので、ジョガーパンツを穿いて、全身スポーツミックス・スタイルにするのが非常にカッコいいです。
まとめ
冬のメンズアウター別に見るおすすめコーデとシーンについてまとめてみました。
真冬の防寒対策にアウターと言えば、ダウンかコートに分けられますが、ダウンでも、通常の袖のあるダウンから、ノースリーブのベストダウンも有ります。
さらに一概にコートと言っても通常丈のPコートやダッフルコートから、ロング丈のモッズコートやベンチコートなどが有ります。
是非あなたも、
選ぶポイント
・誰とどんな目的で会うか?
・ドレスコードの有無は?(高級レストランで食事etc)
などを参考に、まずはオシャレをするのも重要ですが、デート以外の通常の遊びや仕事関係でアウターを羽織る場合は、防寒性の高いアウターを羽織って、風邪をひかないで貰いたいです!
メンズファッション執事
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